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〜Nuestra patria es Yokohama
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死守せよ 軽やかに 捨てよ

映画/音楽/詩/酒/松田直樹
 
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明け方目が覚めてしまった時に、阿修羅の本を眺めていたら国立博物館にある東洋館に無性に行きたくなってしまい、上野にぷらーっと。


上野の森は空が広くていい。


まずは、国立博物館で『円空展』。

飛騨の山奥から木彫りの仏がやってきた。


顔がレゴみたいですよw
人間讃歌といってもいいような。いいお顔の仏さまがたくさんいました。
大きさも様々で写真で見るのとは全然違ったな。
人に請われるままにたくさん彫ったということらしいけど、円空ってほんとは複数人いたんじゃないかな。
なんか、同じ人が彫った作品に見えないものもあったんだよね…

で、リニューアルした東洋館。
こちらはガラガラでw、ミイラとかよくわからない陶器とかも見ました。
もう少し仏さまが増えるといいんだけどな。
なんでもかんでもあると、美術好きの金持ちのコレクション見ているような気持ちになっちゃうので。
大阪の民博に行きたくなりました。






上野公園の夕暮れ。
空間が広くって日本じゃないみたいでした。
もう少し暖かくなったら、不忍池のあたりも行きたいなー。


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連休最終日は、念願の白隠展!!!
会場に到着後、巨大な幕をみた相方が
「あのおっさんがあそこから小便したら凄いことになるなー」とか抜かしやがった。
ここは天下のBunkamuraですぞ。
美術展には一定数のBunkamura族が駆けつける美術館。
年齢層高めだったけど、みなさん上品な方で譲り合いの精神炸裂しまくり。混雑の割には不愉快な思いもすることなく堪能しました、はい。
 
禅画なので宗教画というか布教の意味合いもあったんだろうけど、ありがたい絵というよりは画からはみだしてきた愛らしさが漫画を見ているようでした。
自分にとって尊いものをあまねくいろんな人に伝えるというのはすごく大変なことで、内輪で話が通じる特別で限られた人だけのものっていう世界は、私はすごく嫌だなーと思っているので、こういう外に向かっている表現は、ほんとに、素晴らしいと思うのです。
なぐり書きみたいなのもたくさんあったし、技術とかで語れるところは少ないんだけど、それでも江戸時代の人の感性に共鳴して笑えるって凄いことだなーと思いました。人間は全然進歩しない生きものなのかもしれないけど。
入ってすぐの地獄図と大黒鼠が気に入りましたで。
 
おもしろおかしいだけでなく、画のなかで、閻魔がいるべきところに観音がいたりと、規定からはずれているようなことをやってのけているようなので、そこらへんはこれから本などを読んで少し勉強してみようかと思っています。図録なんて買うのめちゃくちゃ久しぶりだわー
熱烈おすすめの白隠展。迷われている方は是非是非。




いつ以来か思い出せない池袋。
池袋に行くときはジュンク堂とリブロ書店のはしごと決まっているので、いつもメトロポリタン改札口から出て向かうんだけど、西武のあのヘンテコリンな制服の警備員を久々に見かけてこっそり写真を撮る。東京の街ってすぐ変わってしまうから、変わってないところをみかけると安心しちゃうのですね。
 

パティ・スミスの来日に合わせて企画されたのであろうロバート・メイプルソープ写真展。
会場も黒でまとめられていて、モノクロの花の写真がどこまでも続いているので葬儀に参列しているようで少し悲しくなってしまった。死への旅の記録を見ている気持ちになってしまったのかも。
花の種類も、蘭とかリリィとか華奢で心が乱されるような花が多かったな。彼の好みなのかもしれないけど(向日葵って感じじゃないものね)。
帰ってから、澁澤の『フローラ逍遥』をひっくり返して読んでいたら、プルーストの小説の中で蘭は倒錯のシンボルだったとか書いてあって、好きなもの同士ひかれあってんのか…となんとなく納得。
あとは、パティ・スミスがライブで自由であることについてをずっと表現している理由とロバート・メイプルソープが私の中でつながったような気がする。
 

高揚した気持ちでジュンク堂を上からしたまで走破して(楽しい!)、その後は高円寺に着地。
女子度高めで楽しいひとときを過ごしました。



久しぶりのYOKOHAMA。
 

本日は横浜美術館にロバート・キャパ/ゲルダ・タローの写真を観に行きました。
報道写真は政治的な側面が強くって、感想は正直書きにくい。
ゲルダ・タローの可憐な姿がとても印象に残っています。
 
先日アラーキーが「写真を撮るということは覗き見だから」というようなことを言ってるのを読んだからか、凄惨な写真であることを無意識に望んでいるような気持ちになっちゃって少し疲れちゃいました。
 
カメラを持ち歩くことを習慣にすると、写真を撮る行為自体が創作というか表現のひとつになってしまうような感覚に支配されていって、事実を残すとかそういうところからどんどん離れていくような。時間を止めることはできないわけだし。永遠なんてものは存在しないのだから。そういうところが楽しかったりもするんだけど、報道写真を撮っている人はどうなんだろう。カメラを武器と思っているんだろうか。ちょっと聞いてみたい。
 
 

その後、SONJINでホットケーキ・生クリーム添え食べまつた。
こんなにうまいホットケーキにはなかなかお目にかかれない。
タイミング悪くてちょっと待ったけど、幸せな時間でした。

台風一過の東京を散策。
渋谷〜表参道といえば…岡本太郎!!




渋谷の山手線と井の頭線をつなぐ通路にこの絵を飾ることを決めた人は凄いと思う。人のざわめきに呼応して絵が生き生きとする感じが好きだ。せかせかとあるく人々の無機質な表情との対比も好き。多分、何時間でも眺めていられる。








表参道に移動して、アトリエ後にできた記念館へ。
上品ぶった無表情な街に、突然変異のように現れる謎の生物。
お持ち帰りしたくなるが近寄ると痛そうなのがまたよい。生きることに従順で媚びは売らない。バカな私たち人間よりも天や地に近いところにいるんだろうな。


最後は青山劇場前へ。老朽化で取り壊しが決まったそうだけど、このこたちの行き先はどうするつもりなのかしらねー。
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