今年も行ってきました。クラシックの祭典。昨年はロシア、今年はフランスがテーマ。
1プログラム45分で、クラシックと触れ合うイベント。
場外にもステージがあって無料で楽しめるプログラムもある。
会場の外は屋台とかも出て、飲んでる人もたくさん。
ざわざわしていてめっちゃいい雰囲気。
で、渋さの今年のお題はキャバレー。
ムーラン・ルージュとか、フレンチ・カンカンとか、耳からだけでなく目からもいろいろ楽しませてくれるであろうことが容易に想像できる。
配られた演目表には「屋根の上の牡牛」と書かれておりました。
ステージ上にほんとに牛がいたので爆笑しましたが。
私は、クラシックのことはあんまりわからないので相方からいろいろレクチャーを受けたのですが…やっぱり体制にカウンター食らわすみたいなものが好物なので、渋さが演るからにはそういったものを期待してしまうわけです。でもクラシックは体制そのものだという。
宮廷とか上流社会から、成り上がりみたいな人たちが趣味で音楽をやるようになり、音楽を演奏したりすることが市民権?を得るようになると芸で生活を立てる人がたくさん混ざってくる。ジプシーとか、国境を越える吟遊詩人。渋さみたいですね。
で、どこへ行っても何を演奏しても渋さ知らズになってしまうステージは本当に圧巻で。
これどのくらいの期間で、どうやって完成させたんだろう。
一晩限りのためにいろんな力が動いていて、死者も目覚めさせ踊らせる音楽だなって思いました。
クラシックのイベントなので(去年ほどでないにしろ)、渋さを知らないお客さんがたくさんいるのもいいんだよなー。渋さがいろいろチャレンジしているようなステージで、客が予定調和を求めてもしょうがないでしょ。てか、そういうのが多すぎるんだよね、最近。
…おっと愚痴ってしまいましたがw
というわけで本当に楽しかったです。
渋さのみなさま、いつもいつもありがとう。
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